「父親が危篤だと連絡があった。でも、葬儀に使えるお金がない……」
「もし亡くなったら、何から始めればいいのだろう」
「葬儀には何十万円、何百万円もかかるのではないか」
大切なお父様の命が危ないとき、悲しみと心配でいっぱいになるのは当然です。
そのうえ、葬儀の費用まで考えなければならないとなると、どうしたらよいのかわからなくなってしまう方もいらっしゃいます。
ですが、まず知っておいていただきたいことがあります。
お金に余裕がなくても、必要以上に慌てる必要はありません。
葬儀にはさまざまな方法があり、ご家族の経済状況や希望に合わせて考えることができます。
この記事では、葬儀社の立場から、父親が危篤になったときに準備しておきたいことや、葬儀費用を抑える方法、費用が用意できない場合の相談先について、わかりやすくご説明します。
1.父親が危篤でも、今すぐ葬儀を決める必要はありません
お父様が危篤だと聞けば、気持ちが落ち着かなくなるものです。
「亡くなったら、すぐに葬儀をしなければならない」
「お金がないと、きちんと見送ることができないのではないか」
そのように考えてしまう方もいるでしょう。
しかし、危篤の段階で、葬儀の内容や費用をすべて決める必要はありません。
今は、お父様との時間を大切にしてください。
そのうえで、少し気持ちに余裕ができたら、次のことを確認しておくと安心です。
- 葬儀を相談できる葬儀社を探しておく
- どのくらいの費用が必要なのか確認する
- 家族や親族と、どのように見送りたいか話し合う
- 費用をどこまで用意できるか整理する
事前に葬儀社へ相談し、見積もりを確認しておくこともできます。
相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。
費用が心配なことを、最初から葬儀社に伝えて大丈夫です。
無理のない方法を一緒に考えてくれる葬儀社を選びましょう。
2.葬儀には、必ず高額な費用がかかるわけではありません
葬儀と聞くと、大勢の参列者を招き、通夜や告別式を行う形式を思い浮かべるかもしれません。
しかし、すべての葬儀が同じ形式である必要はありません。
ご家族の希望や状況によって、見送り方を選ぶことができます。
直葬・火葬式
通夜や告別式などの儀式を行わず、火葬を中心にお別れする方法です。
葬儀の規模を小さくできるため、費用を抑えたい方に選ばれています。
ただし、火葬までに必要な搬送や安置、棺、火葬料などの費用は確認が必要です。
一日葬
通夜を行わず、告別式などを一日で行う方法です。
儀式を行ってお別れしたいけれど、費用やご家族の負担を抑えたい場合に検討できます。
家族葬
家族や親しい方を中心に行う葬儀です。
参列者を限定することで、規模を調整しやすくなります。
ただし、家族葬だから必ず安くなるとは限りません。式場や祭壇、料理、返礼品などの内容によって費用は変わります。
大切なのは、葬儀の大きさではありません。
今のご家族にできる範囲で、お父様をどのように見送りたいかを考えることです。
3.葬儀費用は、何にいくらかかるのでしょうか?
費用が心配なときは、まず何にお金がかかるのかを知ることが大切です。
葬儀費用には、主に次のようなものがあります。
- ご遺体の搬送費用
- ご遺体を安置する費用
- 棺や骨つぼなどの費用
- 葬儀を行う場合の式場や祭壇の費用
- 火葬料
- 必要に応じた宗教者へのお礼
- 料理や返礼品などの費用
直葬・火葬式であれば、通夜や告別式に関する費用を抑えられる場合があります。
一方で、葬儀社の基本料金だけを見て判断するのは注意が必要です。
基本料金に何が含まれているか、別途必要になる費用は何かによって、最終的な支払額が変わるからです。
見積もりを確認するときは、次の点を尋ねてみましょう。
- 表示されている料金に何が含まれているか
- 搬送や安置に追加料金がかかるか
- 火葬料など、別途必要な費用はいくらか
- 最終的に支払う総額はいくらになるか
「できるだけ費用を抑えたい」と率直に伝えて構いません。
費用の内訳が明確で、わかりやすく説明してくれる葬儀社を選ぶことが大切です。
4.本当にお金が用意できない場合は、どうすればいい?
葬儀費用を抑える方法を考えても、支払いが難しい場合もあるでしょう。
そのようなときは、一人で抱え込まず、早めに相談してください。
生活保護を受けている場合や、費用の支払いが難しい場合
自治体には、一定の条件を満たす場合に葬祭費用を支援する「葬祭扶助」という制度があります。
対象となる場合、制度で定められた範囲内で、火葬など葬祭に必要な費用が支給されることがあります。
ただし、誰でも利用できる制度ではなく、対象となる条件や支給範囲があります。
また、葬儀を手配した後では支援を受けられない場合もあるため、費用を用意できないときは、葬儀の契約や手配を進める前に、福祉事務所の生活保護担当窓口へ相談することが重要です。
お父様やご家族の生活状況によって確認すべきことも変わります。
まずは自治体の窓口で、利用できる制度があるか確認しましょう。
葬儀社にも、費用の事情を伝えてください
葬儀社へ相談するときは、遠慮せずに経済的な事情を伝えてください。
「父が危篤ですが、葬儀に使えるお金がほとんどありません」
「最低限、必要な費用を知りたいです」
このような相談でも問題ありません。
葬儀社に相談することと、高額な葬儀を契約することは別です。
まずは必要な手続きや費用を確認し、無理のない方法を考えることから始めましょう。
なお、葬儀社によって対応できる内容は異なります。費用の支払い方法や制度利用時の対応についても、事前に確認することが大切です。
5.父親が亡くなったら、まず何をすればいい?
実際にお父様が亡くなられた場合、悲しみの中でも、いくつかの手続きが必要になります。
慌てず、順番に進めていきましょう。
① 医師による死亡確認を受ける
病院で亡くなられた場合は、医師による死亡確認や必要な手続きが行われます。
自宅などで亡くなられた場合は、状況に応じて医師や救急、警察などの対応が必要になることがあります。ご自身の判断でご遺体を動かさず、関係機関の指示に従ってください。
② 葬儀社へ相談する
ご遺体の搬送や安置が必要になるため、葬儀社へ相談します。
この時点で、葬儀の形式や細かな内容が決まっていなくても構いません。
「まだ何も決めていません。費用も心配です」と伝えれば大丈夫です。
③ 搬送先や安置場所を確認する
病院では、ご遺体を長時間そのまま安置できないことがあります。
自宅に連れて帰るのか、葬儀社の安置施設を利用するのかを相談します。
安置施設の利用料や面会の可否、追加料金についても確認しておきましょう。
④ 費用と葬儀の内容を確認する
どのようなお別れを希望するのか、ご家族の意向を整理します。
費用が限られている場合は、その範囲で可能な方法を葬儀社に確認してください。
葬儀の内容や費用に納得してから、正式に依頼することが大切です。
6.「お金がないから、父親をきちんと見送れない」と思わないでください
お父様が危篤になり、葬儀費用まで心配しなければならない。
その状況は、想像以上につらいものだと思います。
本当はそばにいてあげたいのに、お金のことが頭から離れない。
亡くなった後のことを考えるのも苦しい。
そのような気持ちになるのは、決しておかしなことではありません。
ですが、葬儀の費用と、お父様を大切に思う気持ちは別のものです。
高額な葬儀を行わなければ、十分なお別れができないということはありません。
小さな葬儀でも、火葬を中心としたお見送りでも、ご家族が故人を思い、最後のお別れをすることには大切な意味があります。
葬儀社として私たちが大切にしているのは、ご家族の希望や事情を伺い、そのご家族に合った方法をご案内することです。
無理をして費用を捻出する前に、まずは相談してください。
7.大和市・座間市・海老名・綾瀬で葬儀費用にお困りの方は、大和綾瀬座間市民葬祭へ
大和綾瀬座間市民葬祭では、ご家族の希望やご事情を伺いながら、直葬・火葬式から家族葬まで、状況に合ったお見送りをご案内しています。
「父が危篤だけれど、葬儀に使えるお金がない」
「できるだけ費用を抑えて見送りたい」
「何を準備すればよいのか、まったくわからない」
そのような段階からでも、ご相談いただけます。
葬儀の内容や費用は、ご家族の状況によって異なります。
だからこそ、まずは事情をお聞きし、必要なことを一つずつ整理していくことが大切です。
お父様との時間を大切にしながら、これから必要になることを一緒に考えていきましょう。
お金のことで悩んでいる方も、どうか一人で抱え込まないでください。
大和綾瀬座間市民葬祭は、ご家族の負担をできる限り軽減し、納得できるお別れができるようお手伝いします。
葬儀について何も決まっていなくても大丈夫です。
大和綾瀬座間市民葬祭へ、お気軽にご相談ください。











